実際の利用者には、様々な年齢、性別、能力の人がいます。私たち実利用者研究機構は、「利用者の実態とニーズの多様性に対する体系的な知識」と「安全と快適への異なるニーズを両立させる技術」が、企業や学校、社会で起きている様々な問題解決の鍵となることを発見し、その研究開発と教育を15年に渡り行ってきました。私たちは、一人でも多くの企業や学校へその知識や技術が広がり、今ある製品や空間、サービスが変われば、「今まで様々な理由で大切なことを諦めなくてはいけなかった人々がもっと希望を持って生きていける社会」に繋がると信じています。

【映像】障がいや難病の女性のためのフリーペーパー「ココライフ☆女子部」 編集部 ボランティア 守山 菜穂子氏

ユニバーサルデザインコーディネータ(UDC)教育プログラム受講者へのロングインタビュー。
障がいや難病の女性のためのフリーペーパー「Co-Co Life☆女子部」 編集部 ボランティア 守山 菜穂子氏。(12分18秒)

守山 菜穂子氏
ユニバーサルデザインコーディネータ準2級

障がいや難病の女性のためのフリーペーパー
「Co-Co Life☆女子部」編集部
http://www.co-co.ne.jp/

■インタビューの内容

  • ユニバーサルデザインコーディネータの資格を取得しようと思ったきっかけ
  • ユニバーサルデザインの専門的な知識を知る大切さ
  • 日本ユニバーサルデザイン研究機構の研修を受けてみての感想
  • ユニバーサルデザイン導入のタイミングはいつが良いか
  • ユニバーサルデザインを学ぶ、あらゆる年代の方へのメッセージ
  • 日本ユニバーサルデザイン研究機構について

(2014年2月掲載)


ユニバーサルデザインコーディネータ教育プログラム(資格認定制度)について

ユニバーサルデザインの正しい知識と実践的なノウハウを有し、これらを現場の課題に応用して成果を上げることができる即戦力を育成・認定することを目的として、【実利用者研究機構】により実施されています。

レベルは3級から、準2級、2級、準1級、1級まで。上級資格の準1級・1級になると、自身がユニバーサルデザインを指導する側に立ち、企業へのユニバーサルデザイン導入や「UDインフラ」(ユニバーサルデザインの技術基盤)整備を統括する責任者として活躍できます。

「ユニバーサルデザイン」とは、年齢や能力などの差異に関わらず、より多くの人にわかりやすく、使いやすいデザインのことで、障がい者や高齢者など社会的弱者だけに焦点を当てた「バリアフリー」の先をいく考え方として、1987年ロナルド・メイスにより提唱されました。単に<商品デザインのひと工夫>を指す言葉ではなく、<モノやサービスや空間が人に与える影響全体をデザインする考え方>として、現在では福祉・医療の現場をはじめ、店舗設計から都市計画、情報コミュニケーション、個人のライフプランまで、様々な分野でユニバーサルデザインが取り入れられています。

また、ユニバーサルデザインを導入した結果、コスト削減や工程短縮、差別化、グローバル化といったビジネス面での成果を得られることが判明しており、競合他社に先んじてユニバーサルデザインに取り組むことは企業にとって非常に重要だと考えられています。

日本のユニバーサルデザインの市場規模は、経済産業省の推計では2025年に16兆円に達するとみられています。一方で、ユニバーサルデザインの日本での認知度はまだ高いとは言えず、有資格者のユニバーサルデザインコーディネータの活躍が、今、強く期待されています。

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