企業の中で、実際にユニバーサルデザインを推進している方は、何をどう感じているのか。
株式会社内田洋行の森博也氏(2級ユニバーサルデザインコーディネーター)に、ユニバーサルデザインを勉強している子どもたち、そして、ユニバーサルデザインを推進している企業の方へのメッセージを頂きました。(4分35秒)/2014年掲載

株式会社内田洋行 森博也氏

■インタビューの内容
・0:00 自己紹介
・0:13 ユニバーサルデザインを導入して良かったこと
・0:54 ユニバーサルデザインの専門的な知識を知る大切さ
・1:34 日本ユニバーサルデザイン研究機構の研修を受けてみての感想
・2:11 ユニバーサルデザイン導入のタイミングはいつが良いか
・2:44 ユニバーサルデザインを学ぶ、あらゆる年代の方へのメッセージ
・3:20 ユニバーサルデザインを推進している人達へのメッセージ
・3:45 日本ユニバーサルデザイン研究機構(現 実利用者研究機構)について

出演:株式会社内田洋行 グローバルマーケティング部 森博也氏
企画制作:日本ユニバーサルデザイン研究機構
※森様は昇進され、現在、内田洋行グループ会社の株式会社サンテックの取締役を歴任されています。

ユニバーサルデザインコーディネーター教育プログラム(資格認定制度)について

ユニバーサルデザインの正しい知識と実践的なノウハウを有し、これらを現場の課題に応用して成果を上げることができる即戦力を育成・認定することを目的として、【日本ユニバーサルデザイン研究機構(現 実利用者研究機構)】により実施されています。
レベルは3級から、準2級、2級、準1級、1級まで。上級資格の準1級・1級になると、自身がユニバーサルデザインを指導する側に立ち、企業へのユニバーサルデザイン導入や「UDインフラ」(ユニバーサルデザインの技術基盤)整備を統括する責任者として活?躍できます。

「ユニバーサルデザイン」とは、年齢や能力などの差異に関わらず、より多くの人にわかりやすく、使いやすいデザインのことで、障がい者や高齢者など社会的弱者だけに焦点を当てた「バリアフリー」の先をいく考え方として、1987年ロナルド・メイスにより提唱されました。単に<商品デザインのひと工夫>を指す言葉ではなく、<モノやサービスや空間が人に与える影響全体をデザインする考え方>として、現在では福祉・医療の現場をはじめ、店舗設計から都市計画、情報コミュニケーション、個人のライフプランまで、様々な分野でユニバーサルデザインが取り入れられています。

また、ユニバーサルデザインの取り入れ方を進化させていく事で、コスト削減や工程短縮、差別化、グローバル化といったビジネス面での成果を得られることが判明しており、競合他社に先んじてユニバーサルデザインの取り組み方を進化させて行くことは企業にとって非常に重要だと考えられています。

日本のユニバーサルデザインの市場規模は、経済産業省の推計では2025年に16兆円に達するとみられています。一方で、ユニバーサルデザインの日本での認知度はまだ高いとは言えず、有資格者のユニバーサルデザインコーディネーターの活躍が、今、強く期待されています。

関連:ユニバーサルデザインコーディネーター(UDC)講座&認定資格